大阪府立環境農林水産総合研究所

淡水魚の病気

魚の行動と症状で判断する淡水魚の病気-治療と予防-

 

魚病の種類、発生状況、治療・予防の対策はこのページに記載の限りではありません。このページを用いての診断・治療・対策は個人の責任で行って下さい。

淡水における最新の魚病発生状況、対策についての情報は大阪府内の方は生物多様性センター、それ以外の方は最寄の都道府県水産試験場等にお問い合わせ下さい。

 

病名 原因
-----寄生虫による病気-----
イカリムシ症 原因虫:寄生性橈脚類「イカリムシ」
ウオジラミ症 原因虫:寄生性橈脚類「チョウ(ウオジラミ)」
白点病 原因虫:原生動物繊毛虫類「白点虫(イクチオフチリウス)」
繊毛虫症 原因虫:原生動物繊毛虫類「キロドネラ」「トリコディナ」
吸虫症 原因虫:吸虫類「ダクチロギルス」「ギロダクチルス」
ハリガネムシ症 原因虫:線虫類「ハリガネムシ(鯉糸状虫)」
尾虫症 原因虫:線虫類「尾虫(鮒糸状虫)」
-----細菌による病気-----
穴あき病 原因菌:A・サルモニシダ菌、A・ハイドロフィラ菌
えらぐされ病
ひれ(尾)ぐされ病
滑走細菌性穴あき病
(カラムナリス病)
原因菌:F・カラムナリス菌
運動性エロモナス菌 原因菌:A・ハイドロフィラ菌
まつかさ病
(立鱗病)
原因菌:「エロモナス菌」
-----カビによる病気-----
ミズカビ病
(菌かぶり病)
原因菌:水生菌類「ミズカビ」
-----ウイルスによる病気-----
乳頭腫症 原因:ヘルペスウイルス
コイヘルペス(KHV) 原因:ヘルペスウイルス
-----栄養不良による病気-----
背こけ病 原因:古い餌の中に含まれる酸化脂肪