田植えから60日後
田植えから60日後(H26.8.21)
田植えから60日後の田んぼの様子です。
稲の高さは約80㎝ほどになりました。
8月10日に上陸した台風11号による増水を3日ほどかけて減らし、今では元通りの水位です。
ミズアオイやコナギはだいぶ大きくなりましたが、花芽はまだのようです。
ミズアオイ
コナギ
オオトリゲモやササバモも元気に育っています。
農薬の影響で水田雑草は減少しましたが、この水田は無農薬で育てているからこそ、いろいろな種類の水草が生えるのでしょう。
オオトリゲモ
ササバモ
こちらは、イチモンジセセリです。
地味ですが、チョウの仲間です。
ふとみると、稲の葉の塊ができています。
中を開いてみると・・・
これは、イチモンジセセリの幼虫です。
幼虫は稲の葉を食べて育ちます。
このような巣がたくさんみられるようになりました。
~確認された生きもの~
●田んぼの中
アメンボ、コマツモムシ、ハイイロゲンゴロウ、ドジョウ、ヤゴ(アオモンイトトンボ、シオカラトンボ、コシアキトンボ、ギンヤンマ)、ヌマガエル、トノサマガエル、ドジョウ
●田んぼのまわり
アオモンイトトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、シオカラトンボ、ギンヤンマ、チョウトンボ、ウチワヤンマの仲間、ショウリョウバッタ、イチモンジセセリ、ヒメジャノメ、クモの仲間、カメムシの仲間
(名前をクリックで図鑑のページへ)
田植えから50日後< | 田植えから60日後 |
関連リンク
■お問い合わせはこちら
水生生物センター(水産研究部 内水面グループ)
担当:石橋、近藤
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229