大阪府立環境農林水産総合研究所

生物多様性センター(寝屋川市)

田植えから40日後

田植えから40日後(H26.7.31)

田植えから40日後の田んぼの様子です。

稲は約60㎝に成長しました。

植えた時には2~3本ほどだった稲もどんどん枝分かれし、今は20本ほどの茎がでています。

(これを”分げつ”といいます)

 

第2回田んぼの生きもの教室で観察した植物のアギナシは、1株だけですが可愛らしい白い花をつけました。

つぼみもあるので、しばらくは花をつけそうです。

 

参加者のみなさんと植えたコナギは、根付いて元気に生えています。

 

ミズアオイも少し頼りない様子ですが根付きました。

 

コナギもミズアオイも、花はまだこれからです。

 

ササバモやオオトリゲモも田んぼの中で元気に生えています。

 

~確認された生きもの~

●田んぼの中

アメンボコマツモムシハイイロゲンゴロウヒメガムシドジョウ、ヤゴ(アオモンイトトンボシオカラトンボコシアキトンボギンヤンマ

 

●田んぼのまわり

アオモンイトトンボショウジョウトンボコシアキトンボシオカラトンボギンヤンマチョウトンボ、ウチワヤンマの仲間、ショウリョウバッタ、クモの仲間、カメムシの仲間

(名前をクリックで図鑑のページへ)

 

ふつうの田んぼであれば、そろそろ田んぼの水を一時的に抜く「中干し」の時期に入ります。

水生生物センターの田んぼでは、田んぼの生きものや植物のために、水を入れたままの状態で観察を続けます。

 

第2回「田んぼの生きもの教室」< 田植えから40日後  >田植えから50日後

関連リンク

H26年度 田んぼの生きもの教室ページ

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