大阪府立環境農林水産総合研究所

生物多様性センター(寝屋川市)

田植えから10・20日後

田植えから10・20日後(H26.7.11)

田植え後の田んぼの様子です。

10日目には、田植え時には約12cmほどだった稲も約17cmに成長し、弱々しかった葉の色も濃くなってきました。

 

20日後には、稲は26cmくらいに成長しました。

 

田んぼにはいろいろな生き物がみられます。

 

コミズムシ

小さくてあまり目立ちませんが、急に増えてきました。

 

ショウジョウトンボのヤゴ(大きさ約6mm)。

親は真っ赤なトンボです。これまでには見られなかったので、最近生まれたのでしょう。

 

ハイイロゲンゴロウ

田植えの時から田んぼにみられます。

肉食の昆虫で、時々オタマジャクシを食べている様子がみられます。

 

オタマジャクシ。足が生えて、変態がはじまっています。

 

トノサマガエル。畔の近くで確認しました。

オタマジャクシから変態したばかりなのでしょう。まだ小さい個体です。

 

他にも、田んぼでは様々な生きものがみられます。

水の中には、以前に紹介したカブトエビ、ホウネンエビ、カイエビが泳ぎます。

田んぼの上にはアオモンイトトンボショウジョウトンボシオカラトンボが飛んでいます。(名前をクリックすると図鑑に移動します。)

第2回田んぼの生きもの教室で観察する、田んぼに生える植物も少しずつ生えてきました。

次回は、それらの植物もご紹介します。

 

 

第1回田んぼの生きもの教室< 田植えから10・20日後 >田植えから30日後

関連リンク

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