大阪府立環境農林水産総合研究所

外来水生植物の駆除技術

外来水生植物の駆除技術

生物多様性センター

 

ナガエツルノゲイトウの遮光シ-トによる駆除

【ナガエツルノゲイトウの遮光シ-トによる駆除】

 

淀川ではボタンウキクサ、ナガエツルノゲイトウ、ミズヒマワリ等の外来水生植物が繁茂し、水域環境(水質・底質・照度・水生生物)に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。
 
このため、外来水生植物の駆除効果調査を実施したところ、ナガエツルノゲイトウやミズヒマワリでは遮光シ-トを用いた方法で、ボタンウキクサでは子株のうちからの早期摘み取りで効率的に駆除できることが分かりました。
 
これらの方法は、滋賀県や国土交通省でも採用されており、他の河川やため池にも応用できます。