大阪府立環境農林水産総合研究所

生物多様性センター(寝屋川市)

田植えから20日後

田植えから20日後(H27.7.13)

 

田植えから20日経ちました。

稲はよく生長しているものでは高さは約30cmになりました。

 

 

田んぼの中にはたくさんの生きものがいます。

第1回の観察会のときはオタマジャクシでしたが、小さなカエルがいました。
これはトノサマガエルです。

 


 

トノサマガエルのほかに、小さなヌマガエルもいました。
田んぼの中にはまだたくさんオタマジャクシがいたので、次の観察会でもたくさんのカエルに会うことができそうです。

第1回の観察会の時にたくさんみられたカイエビもいましたが、数は少なくなりました。
カブトエビやホウネンエビはもうみられなくなりました。

 


 

ほかにも、ハイイロゲンゴロウの幼虫や、コマツモムシ、マメガムシなどがみられました。

また、田んぼには、稲以外にも様々な植物が生えてきました。

 


 

田んぼに生える稲以外の植物は、雑草として除去の対象になることが多いですが、実は絶滅危惧種に指定されている植物も少なくありません。
第2回目の観察会では、これらの植物についてもご紹介していきたいと思います。

 

 

 

第1回「田んぼの生きもの教室」田植えと生きものさがし」

> 田植えから20日後 >

第2回「田んぼで生きものさがしと水田植物の観察」

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