食品に関する技術支援制度
食品に関する技術支援制度
概要
当研究所では、食品の加工・保存・流通などの技術開発に対する支援や、食品のおいしさや鮮度、機能性などの科学的評価を行っています。
技術的にお困りの食品関連事業者、6次産業化を進めている農林漁業者等の皆様、お気軽にご相談ください。
制度一覧
技術相談 (無料)
当研究所の専門研究員・技術員に、電話・インターネット・来所(注)にてご相談いただけます。
(注)事前にご連絡ください。
食品実験室・機器の利用 (無料)
食品の試作や試験をお考えの場合、当研究所の保有する加工設備や分析機器を試行的にご利用いただけます。
(原則として、ご利用は研究所に受託研究(簡易受託研究を含む)を依頼する予定者で、府内に事務所または事業者などを有する法人・団体・機関に所属する者、もしくは府民に限り、1回までとします。なお、消耗品は利用者様にご負担いただきます。)
例(使用機器)
- 果実の赤・黄・緑色を活かしたパウダーの試作(加熱乾燥機)
- 通常調理と真空低温調理の比較試験(真空・加圧加熱調理機)
- 介護食の開発に関する受託研究の事前調査(硬さ測定機)
簡易受託研究 (1万円~)
研究費の総額が20万円未満の試作品開発や科学分析などを簡易な手続きによりご依頼いただけます。
例(参考費用)
- 果実の砂糖漬けの試作と水分活性の測定(利用期間1日、1万円)
- レトルト食品の小ロット試作(利用期間1日、3万円)
- 試作飲料の味および成分の比較(利用期間3日、15万円)
※試作品は、配布・試験販売も可能ですが、配布・試験販売には食品衛生法に基づき、製造許可の取得、食品の衛生検査が必要です。
受託研究 (20万円~)
受託研究契約の内容に基づき、食品の開発や改良などの研究をご依頼いただけます。
例(参考費用)
- 製造副産物の改変による新規食品開発の研究(50万円)
- 新規資材を用いた野菜の鮮度保持効果の実証(30万円)
- 新規食品素材を用いた食感向上の検討(30万円)
当所保有の機器
食品関連実験室では、食品の加工機器や品質測定機器をご利用いただけます。
機器の一例
![]() 真空・加圧加熱調理機 |
![]() 真空凍結乾燥機(フリーズドライ加工機) |
![]() ![]() レトルト調理機 |
![]() 裏ごし機 |
![]() 味覚認識装置 |
![]() ORAC測定装置 |
ご利用の流れ
ご利用にあたっては、まずは電話・インターネット・来所(注)にてご相談ください。
(注)事前にご連絡ください。
食品実験室・機器の利用 >>食品関連実験室 共同利用要項
- 申込書の提出
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【承認書の発行】
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- 誓約書の提出
・誓約書(Word、PDF)に必要事項を記入し、実験室利用前までにご提出ください。
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- 実験室の利用
・ご利用後、報告書(「食品関連実験室共同利用結果報告書」(Word、PDF))をご提出いただきます。
簡易受託研究 >>食品関連簡易受託研究実施要領
- 申請書の提出
・申請書(「食品関連簡易受託研究申請書」(Word、PDF))に必要事項を記入し、ご提出ください。
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【受諾書の発行】
【請求書の発行】(内容に応じ研究費を算定)
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- 研究費の納入
・研究開始前日までにお振込み、または現金でお支払いください。
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- 研究の委託
・ご委託者様方の職員を派遣していただくことも可能です。
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【結果報告】
・研究終了後、速やかに結果報告をいたします。
受託研究 >>受託研究実施要領
- 申請書の提出
・申請書(「受託研究申請書」(Word、PDF))に必要事項を記入し、ご提出ください。
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【受諾書の発行】
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- 契約書の作成
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【請求書の発行】(内容に応じ研究費を算定)
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- 研究費の納入
・研究開始前日までにお振込みください。
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- 研究の委託
・ご委託者様方の職員を派遣していただくことも可能です。
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【結果報告】
・研究終了後、速やかに結果報告をいたします。
■お問い合わせはこちら
食の安全研究部 食品技術グループ
[TEL]072-979-7063
[FAX]072-956-9691