水産分野 大阪湾の環境保全と資源管理を支える調査研究

[水産][報道]大阪湾でアカガイを放流!

公開日 2019年07月16日

当研究所では大阪湾の魚介類資源を増やすため、魚介類の稚魚を生産し、放流する「栽培漁業」を大阪府とともに推進しています。このたび、アカガイ種苗の標識放流を下記により行います。

大阪府域におけるアカガイの漁獲量は平成に入ってから減少していました。漁獲量を増やすために平成4年から6年間放流を行っていましたが、放流効果の高い大型種苗の調達が難しく、放流を休止していました。最近になって、大型種苗を入手出来る見通しが立ったため、平成27年より放流を再開しました。

アカガイの種苗は栽培漁業センターが放流までの準備を行います。当研究所では貝殻にペンキを塗布して放流し、放流個体の生き残りや成長などを調べるとともに、効果的な放流技術の確立を目指しています。

アカガイは寿司ねたとして有名ですが、市場に流通しているものの大半は外国産であり、国産のものは流通量が少なく高値で取引されています。大阪府内では現在年間10トン程度が水揚げされています。当研究所では平成27年から平成30年までに約23万個を放流しており、放流した個体が順調に成長して漁獲され始めています。今後も放流による漁獲量の増加が期待されます。また、アカガイは水中の懸濁物を食べるため、海の環境浄化作用も副次的に期待されます。

※ 公益財団法人大阪府漁業振興基金栽培事業場・栽培漁業センター

 

放流種:アカガイ

放流個体数:8.0万個

放流サイズ:殻長29mm(体重約6g)

放流予定日:7月18日(木) ※荒天により変更することがあります。

放流場所:大阪市~岬町沖

     ※調査船「おおさか」の船上より放流します。

放流後の成長:2年で殻長約80mm(体重約100g)

 

 

 

標識を付けたアカガイ種苗
 

昨年度の放流の様子

 

漁獲物(H30.5)中の放流個体

 

添付資料 

R1アカガイ放流プレスリリース[PDF:501KB]

■お問い合わせはこちら

水産研究部 水産支援グループ

担当:木村・辻村

[TEL]072-495-5252

[FAX]072-495-5600

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