水産分野 大阪湾の環境保全と資源管理を支える調査研究

[水産][報道]大阪湾でトラフグ稚魚を初めて放流!

公開日 2015年06月26日

大阪府では大阪湾の魚介類資源を増やすため、魚介類の稚魚を生産し、放流する「栽培漁業」を推進しています。このたび、トラフグの種苗放流を下記により行います。

トラフグは回遊魚として知られ、潮通しのよい海底で産卵、内湾で大きくなり、主に東シナ海へ回遊します。大阪湾では昭和40年頃まで漁獲がありましたが、その後、ほとんど見られなくなりました。全国的にも平成に入ってから減少し、漁獲が少ない状況が続いています。そのため、各地で連携してトラフグを増やす試みが始まっています。また、最近の研究からトラフグは放流場所に戻ってくることが分かっています。

大阪府では、今年度より放流技術開発魚種としてトラフグを位置づけ、環境農林水産総合研究所が試験研究を行い、栽培漁業センターが稚魚の飼育や放流の支援を行っています。今回、研究所では他県の放流魚と区別出来るように標識を装着、大阪府中南部海域へ放流し、その後の生態について調査致します。

トラフグは「てっちり」や「てっさ」で有名ですが、天然のものは非常に少なく高価です。大阪府でも水揚げはありますが、年間100kg程度です。放流したトラフグが順調に成長すれば、2年以内には府民の皆さんの食卓に届くことになりそうです。

  ※ 公益財団法人大阪府漁業振興基金栽培事業場・栽培漁業センター

 

放流種 : トラフグ

放流尾数 : 1.5万尾

放流サイズ : 全長70mm(体重約8g)

放流日時及び場所 : 7月1日(水) 10:30から近木川河口(貝塚市)

              7月2日(木) 10:30からサザンビーチ(泉南市)

                           15:30から男里川河口(阪南市)

          ※船上より放流するため、荒天により変更することがあります。

放流後の成長 : 2年で全長約40cm(体重約1.5kg)

 

 トラフグの稚魚

トラフグの稚魚
 

 

水槽内のトラフグの稚魚

水槽内のトラフグの稚魚

 

添付資料 

プレスリリースPDF版(211KBytes)

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