令和５年６月17日（土曜日）に、北田康祐研究員、和泉慶子主査、橘田浩二主幹研究員による「短期的嫌気処理とその後の好気的処理の組み合わせによるナス果実のγ-アミノ酪酸（GABA）含有量及び関連成分の推移」と題した研究論文が「2023年度 日本食品保蔵科学会 論文賞」を受賞しました。
　本研究における成果は、生鮮食品の保存、流通技術等に関する優れた論文であるという点を評価いただきました。　

【受賞者】

研究員　　　　北田　康祐　（きただ　こうすけ）　（企画部）

主査　　 　　　和泉　慶子　（いずみ　けいこ）   　（食と農の研究部）

主幹研究員　　 橘田　浩二　（きつだ　こうじ）　　（企画部）
 

【題目】

短期的嫌気処理とその後の好気的処理の組み合わせによるナス果実のγ-アミノ酪酸（GABA）含有量及び関連成分の推移

【業績概要】

ナス果実の流通において、果実の自発呼吸による１日間の嫌気処理とその後の好気的処理により、果実の退色や異臭等の品質低下を抑えつつ、機能性成分であるGABAの増強が可能であることを明らかにした。加えて、品質やGABAの生成に関与する糖、アミノ酸や有機酸等の各種成分の推移を明らかにした。

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