公開日 2018年03月13日
当研究所では国や他県の研究機関・大学と連携して、竹林対策を進める上で必要な技術的知見をまとめたマニュアル「広がる竹林をどうしよう?という時に 放置竹林の把握と効率的な駆除技術」を作成しました(図1)。
近年、社会的・経済的理由により管理放棄された「放置竹林」が周辺の森林や休耕地などに侵入拡大しています。このような竹林の拡大は、森林へのアクセス・利用の阻害、里山の生物多様性や景観の喪失などの多くの問題を引き起こしています。
そこで、当研究所では国や他県の研究機関・大学と連携して、次の4つのパートからなる竹林対策マニュアルを作成しました。放置竹林対策に悩まれている方に役立つ情報を記載していますので、ご一読のうえ、ご活用いただければ幸いです。
1.竹林分布の把握や竹による森林被害状況の解析手法
2.竹の皆伐とその後の刈り払いによる広葉樹林化の技術
3.除草剤を用いた駆除技術の手順や効果の限界と周辺への影響
4.竹駆除の効率とコストの試算例
図1.放置竹林対策マニュアル
添付資料
関連リンク(外部リンク)
- 森林総合研究所関西支所 マニュアル「広がる竹林をどうしよう?という時に 放置竹林の把握と効率的な駆除技術」(H30.3.7) http://www.ffpri.affrc.go.jp/fsm/research/pubs/documents/leftbambooforest.pdf
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