平成28年2月18日、当研究所は、公立大学法人大阪府立大学と共同で連携セミナー「大阪産(もん)の食品加工による地域振興」を開催しました。

セミナーには、事業者、大学、行政などから84名の方々にお越しいただきました。

 

まず、大阪府立大学現代システム科学域教授の森田 裕之氏から、大学での人材教育の観点も踏まえて、地域振興につながる地元特産品を活かした商品開発について基調講演がありました。

続いて、当研究所食の安全研究部の谷本秀夫主幹研究員より、大阪産（もん）を使って新商品開発に取組む事業者を支援する「大阪産（もん）チャレンジ支援事業」について講演しました。

パネルディスカッションでは、羽曳野市副市長の酒井 伸一郎氏から、羽曳野市の特産品であるぶどうなどを活用した地域活性化の取組について、大阪府立大学地域保健学域講師の黒川 通典氏から、羽曳野市と連携して取組んだ「いちじく加工品の商品化」について報告いただきました。

 

参加者からは、「地域特産品の商品化に向けた多くの方々の努力を知ることができた良かった。」「環農水研に相談できる大阪産（もん）を使った商品開発を考えたい。」などのご感想をいただきました。

 

当研究所は、今後も大阪府立大学と連携し、相互の研究を一層進展させ、地域社会の発展に資するよう努めてまいります。

 

森田教授による基調講演

 

谷本主幹研究員による講演

 

パネルディスカッションの様子

 

酒井羽曳野市副市長

 

黒川講師

 

当所の技術支援取組みの展示

 

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