大阪府果樹振興会イチジク部会が主催する研修会が当所で行われ、研究所職員がイチジクの重要病害であるイチジク株枯病の「発生生態と防除」と「抵抗性台木の効果」について講演しました。当日は、府内の生産者等約40名の参加がありました。また、講演終了後、所内の台木育成ほ場も見学していただきました。

　大阪府は平成19年度から、当所が選抜した株枯病抵抗性のイチジク台木を府内の生産者に配布しています。現在配布されている枝は当所が生産している‘イスキア・ブラック’という台木です。当所では、より抵抗力が強い台木の選抜を進めており、新たな台木品種の配布についても関係機関と検討しています。

写真１　活発な質疑応答が行われました

写真２　株枯病抵抗性台木品種育成ほ場の見学

■お問い合わせはこちら

食の安全研究部　園芸グループ　　　

担当：三輪・磯部

[TEL]072-979-7056

[FAX]072-956-9691