平成24年12月5日、「公的機関による技術支援」をテーマにしたJICAの研修を受け入れました。この研修は、日本の中小企業振興政策・施策に関する知識を習得し、帰国後、中小企業振興のための行動案を作成・提案することを目的とした研修プログラムの一環です。

　今回、研修員としてアフリカ、中南米、東南アジアなど8カ国から中小企業振興に携わる行政官8名が来所しました。

　当研究所では、事業者などとの共同研究や食品機能実験室などの設備利用の制度、大阪でとれた農畜産物などを使った新商品開発を技術面から 支援する「大阪産（もん）チャレンジ支援事業」など、当研究所の事業者支援の概要を紹介しました。併せて、支援に活用している実験機器の紹介を含めた施設 および試験ほ場の見学を行いました。

　研修員の皆さんは農業や漁業の分野にも関心が高く、当研究所の技術支援体制や内容、方法などについて活発な質問がありました。

　当研究所での研修が、各国で生かされることを期待しています。

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