公開日 2023年06月12日
クビアカツヤカミキリ(下写真)は、サクラ・ウメ・バラなどのバラ科の樹木を加害して枯れさせてしまう特定外来生物であり、近年、大阪府内で分布を拡大しつつあります。侵入が拡大すると、モモやウメへの農業被害、公園等のサクラの枯損等の被害が懸念されており、拡大防止のためには速やかに駆除・対策を行うことが必要です。
そこで環農水研は大阪府とともに、去る5月31日(水曜日)に現地会場とオンラインのハイブリッド形式で研修会を開催し、クビアカツヤカミキリの防除対策の基礎となる判別方法、生態に関する最新知見とともに、農薬等による効果的な防除方法について講演を行いました。当日は103名以上の方にご参加いただきました。
今回、多数のご要望をいただいたこと、また、これからクビアカツヤカミキリの成虫が羽化して活動が活発になる期間に入るため、研修会に参加できなかった方にも広くご視聴いただきたいことから、8月31日(木曜日)まで期間限定ですが、YouTube環農水研チャンネルにて配信します。クビアカツヤカミキリからサクラ等を守るため、ご活用ください。
- 公開期間 令和5年6月13日(月曜日)から8月31日(木曜日)
- テーマ 『大阪の桜を守ろう!クビアカツヤカミキリの生態と防除』
- 令和5年度1回 緑化技術研修会の動画はこちら
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生物多様性センター (環境研究部 自然環境グループ)
担当:土井・石井
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