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淡水魚図鑑（在来種）

マ行

メナダ

本種はボラ科メナダ属に属し、内湾などに生息する。幼魚は春から秋にかけて河川汽水域に侵入する。 ボラと似るが、ボラよりも体が細長い。また眼を覆う透明膜状の脂瞼（しけん）が未発達であることや唇付近および眼 が赤みを帯びること、またボラの胸ビレ付け根にある青色の斑紋がないことなども区別点である。府内では淀川水系、 大和川水系、泉州の河川などで生息記録があるが、ボラほど上流まで侵入していないようである。