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淡水魚図鑑(在来種)

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ゲンゴロウブナ(カワチブナ)

ゲンゴロウブナ(カワチブナ)

ゲンゴロウブナ Carassius cuvieri はコイ科に属し、琵琶湖淀川水系固有種。いわゆるマブナ( ギンブナ)に似るが、体高が高いなどの特徴がある。カワチブナ(ヘラブナ)はゲンゴロウブナから作 り出された養殖品種である。明治末ごろに{河内の人}が淀川や巨椋池で採取した体高の 高いフナをため池で飼い始めたのがはじまりで、それ以来、体高の高いフナを選び選抜淘 汰を重ねてきた大阪府の特産魚である(写真はカワチブナ)。大阪、香川等のため池で養殖され、全国へ釣り魚 、また食用の「あらい」としても出荷されている。河川の入り江、たまり、 湖沼に生息し、植物を主とするプランクトンを食べ、中・表層で生活する。4月~6月に 水面近くの水草に卵を産みつけ、1年で体長10cm、2年で18cm程度に成長する。ゲンゴロウブナは 環境省レッドリスト(2013)「絶滅危惧ⅠB類」。