大阪府立環境農林水産総合研究所

図鑑

水草図鑑(在来種)

マ行

ミズユキノシタ
Ludwigia ovalis
アカバナ科

ミズユキノシタ

熱帯魚店で学名をそのまま読んだルドウィジア・オバリスの名前で売られる。 茎や葉裏が紅紫色。水中葉は水上葉に比べて赤味が強くなり美しい。 水槽栽培では葉の表が赤くなることがある。茎の下部は長く這い、枝を分け横に広がって増える。 水際に群生する。夏に開花するが、葉腋に花びらのない直径2mmほどの花をつける。 ユキノシタ科ユキノシタとは全くの別種。 本州、四国、九州のため池や湖沼、河川、水辺などに生育する、両性植物。