大阪府立環境農林水産総合研究所

図鑑

水草図鑑(在来種)

ハ行

ハンゲショウ
Saururus chinensis
ドクダミ科

ハンゲショウ

6月の終わり頃から、茎の先端部の葉数枚が部分的に白くなる。 夏至から11日目を半夏生といい、このころに花を開き、葉が白くなるからハンゲショウと呼ばれる。 また、別の説では、花に近い葉っぱの一部が白くなり花よりも目立つので、“半化粧”だとも言われる。 ドクダミ科に属し、白い部分の葉はドクダミの白い苞葉の祖型で、日がたつと白い色は緑になる。 低地の水辺や湿地に群生する多年草。臭気がある。大阪府レッドリスト2014「準絶滅危惧」。