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大阪湾

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小島自然海浜保全地区の豊国崎

小島自然海浜保全地区の豊国崎

大阪湾は陸地で囲まれた内海で、紀淡海峡で外海と、明石海峡で播磨灘や瀬戸内海とつながり、内外から水と魚が往き来する海域です。クロダイの宝庫であったことから、古名を「茅渟の海(ちぬのうみ)」と呼ばれていました。また、淀川・大和川など多くの河川の影響で海域の栄養分が豊富なので、魚のエサになるプランクトンや底生生物が多く、脂がのった美味しい魚が多く獲れます。大阪湾では約400種の魚が確認されており、古くから沿岸漁業が盛んでしたが、近年でも大阪府だけで1万5千トン~2万5千トンの漁獲量があります。もっとも多く漁獲されているのはカタクチイワシで,次いでイカナゴ、コノシロとなっています。そのほか、スズキ,メバル、カサゴ、マサバ、マアジ、イボダイ、 マダイなども多く、チョウチョウウオなどが迷い込んでくることともあります。
 一方で沿岸は全国有数の工業地帯となっているため、海岸の開発が進み、大阪府の海岸線に占める割合は、まったく人が手を加えていない自然海岸は1%(岬町)、防波堤などがあるが自然の残っている半自然海岸が3%(主として阪南市)、人工海岸が96%で、大部分が 人工海岸となっています。長松海岸や小島海岸は大阪府の貴重な自然海浜として、府条例で自然海浜保全地区に指定されています.自然海岸のほとんどが岩礁海岸で、半自然海岸は主として砂浜などです。人工海岸には垂直護岸、消波ブロック護岸、人工砂浜、マ-ブル ビ-チなどがあります。海岸の生き物は岩礁で多く、海藻が約150種、動物は約400種が記録されています。砂浜では岩礁と比べて種類数は少なくなります。 また、川の水と海の水が混ざる河口はでは、低塩分を好む特徴的な生き物がすんでいます。 

チヌとも呼ばれるクロダイカタクチイワシ

(左)チヌとも呼ばれるクロダイ  (右)カタクチイワシ

イカナゴメバル

(左)イカナゴ  (右)メバル

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