大阪府立環境農林水産総合研究所

図鑑

巾着網漁業

巾着網漁業

巾着網漁業のイラスト

この漁業は、網を操る船が2隻、魚群を探す船、獲った魚を運ぶ船など5隻程度の船団を組んで操業し、大阪湾では最も規模の大きい漁業です。
魚群を発見すると、網船は現場へ急行し、魚群を長さ約1,000mの巨大な網で包囲した後、網のすそをしぼり込んで魚の逃げ道をふさぎます。この後、網をたぐり寄せ、魚をフィッシュポンプで運搬船へ移し、港へ運び水揚します。
イワシ類、アジ・サバ類、コノシロなどを6~10月頃に漁獲します。