大阪府立環境農林水産総合研究所

 

[環境]皆さんにもっと知って欲しい!気候変動への「適応」

公開日 2021年08月25日

皆さんにもっと知って欲しい!気候変動への「適応」

 

1883年~2019年の間、大阪の平均気温は100年に約2℃のペースで上昇しています。特に大阪は、地球温暖化に加えて、都市部におけるヒートアイランド現象が原因で、日本全体よりも早いスピードで気温が上昇しています。気温が上昇すると、さまざまな分野で影響が出るといわれています。

気温の上昇により起こる影響の例

 

緩和はCO2を減らすこと、適応は変化する気候に備えること

 

わたしたちは、この気候変動にどう対応していけばいいでしょうか。
まずは温暖化ができるだけ進まないよう、温室効果ガスの排出を減らす取組みが大切です。この考え方を「緩和」といいます。

まず、「緩和」をすすめた上で、それでも現在、または将来の発生が予想される気候変動の影響に備え、その被害を回避し、または和らげ、もしくは有益な機会として活かしていくことがこれからは必要になります。この考え方を「適応」といいます。

 

大阪府の指定を受け、環農水研が運営する「おおさか気候変動適応センター」では、大阪府域の気候変動の影響や「適応」に関連する情報を発信しています。
今回、気候変動への「適応」を知っていただくため、紹介資料を作成しました。環農水研が実施した、各分野での適応策の調査・研究も分かりやすくまとめていますので、ぜひご覧ください!

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