公開日 2020年11月11日
10月27日(火)、環農水研では大阪府流通対策室と連携し、『インターンシップ研修会~HACCPの考え方を取り入れた乾燥品の加工~』を開催しました。
午前中は、エタニティ ラボ 岡﨑永実子代表よりHACCPの概要、乾燥品の加工における衛生管理、賞味期限の考え方及び表示等について講義をいただきました。中でも、乾燥品の加工における衛生管理については、受講者自身がまず考え、発表したことに対し、岡﨑代表が解説するという形で説明いただきました。
午後は、午前中に学んだことを踏まえて、HACCPの考え方を取り入れた干しぶどうの加工作業の実習を行いました。環農水研職員から乾燥後の品質に重要な微生物制御について、水分活性や糖度等に着目した講義、水分活性の測定実演や糖度測定の実習等を行いました。また、環農水研が開発した糖蜜漬の技術紹介や6次産業化に関する情報提供も行いました。
参加農業者からは、「これまで自己流で作っていたがとても参考になった。」「HACCPの考え方がわかった。」「機械等を実際に使えて参考になった。」「いろいろな果物でドライフルーツを試してみたくなった。」等の声が聞かれ、HACCPに沿った衛生管理や乾燥品の加工に関する理解を深めることができました。
環農水研では、6次産業化に取り組む農林漁業者を支援する「大阪産(もん)6次産業化サポートセンター(相談窓口)」を設置しています。お気軽に
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▽大阪産(もん)6次産業化サポートセンター
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