公開日 2020年10月15日
10月1日(木)、研究所では泉州農と緑の総合事務所と連携し、泉州地域の農産加工に取り組む農業者を対象に、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の概要や衛生管理計画の作成について研修会を開催しました。
研修会では、講師に大阪府6次産業化プランナーの海老澤政之氏(OFFICE LOB ☆ STYLE SUPPORT for Food Safety)をお招きし、HACCP制度の考え方とともに、HACCPの大前提となる一般衛生管理について具体的な例を示しながらご説明いただきました。また、衛生管理計画の作成方法として、製造工程や器具などを書面で整理することから始める方法をご紹介いただきました。
参加者からは、「HACCPの根本的な考え方や自己管理、書面管理が分かり参考になった。」「作業者それぞれの意識改革と全員の意識統一が大切であると感じた。」「製造工程等を作り、記録を取ることが、衛生管理の見直しにもなると思った。」「衛生管理に気を付けて作業に取り組みたい。」等の声が聞かれました。
当研究所では、6次産業化に取り組む農林漁業者を支援する「大阪産(もん)6次産業化サポートセンター(相談窓口)」を設置しています。お気軽にお問い合わせください。
▽大阪産(もん)6次産業化サポートセンター
https://www.knsk-osaka.jp/6jika/
研修会の様子
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食と農の研究部 食品グループ
担当:宮原、西田
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