８月25日（火）、研究所では中部農と緑の総合事務所と連携し、『第２回 食品加工に取り組む農業者のためのHACCPの考え方を取り入れた衛生管理研修会（実践編）』を開催しました。

　OFFICE LOB ☆ STYLE SUPPORT for Food Safetyの海老澤室長より、HACCPの概要及び衛生管理計画の作成手順等を説明いただくとともに、HACCPに沿った衛生管理を実践し、「大阪版食の安全安心認証」を取得された川﨑農園の川﨑氏より、自身の衛生管理や取り組んで良かったこと等についてお話いただきました。その後の演習では、参加者が講師達の助言を受けながら、自ら製造する加工品の衛生管理計画等について考え、発表しました。また、研究所等からは６次産業化に関する情報提供も行いました。

　参加農業者からは、「HACCPの仕組と内容がわかった。」「HACCPを実践されている方の声が聞け、わかりやすく、実際に取り組んでいこうという姿勢を持つことができた。」「HACCPも取り組むことでどういったメリットがあるのかということがわかった。」「作業場の整理・整頓や商品梱包場の配置の見直し等、身近な部分から手をつけていこうと思った」等の声が聞かれ、HACCP衛生管理に関する理解を深めることができました。

　当研究所では、6次産業化に取り組む農林漁業者を支援する「大阪産（もん）6次産業化サポートセンター（相談窓口）」を設置しています。お気軽にお問い合わせください。

▽大阪産（もん）6次産業化サポートセンター

https://www.knsk-osaka.jp/6jika/