公開日 2012年08月16日
当研究所は、平成24年6月24日（日）、大阪市立自然史博物館講堂において、生態系工学研究会、大阪市立自然史博物館と共催で「第７回大阪湾セミナー そうだったのか！意外と知らない大阪湾の新たな実像」を開催しました。
セミナーには150名と多数の方が参加されました。セミナーでは、大阪湾の最近の研究で明らかとなった「大阪湾の実像」を府民の方に紹介することを目的に開催しました。
当研究所からは、1990年代にはほとんど捕れなくなった超高級魚「あこう」を2000年から増殖及び放流を行い、大阪湾での漁獲量が確実に増えてきたことや、大阪湾の栄養状態によって捕れる魚が変わることを報告しました。
そのほか、エコロジカル・フットプリント（域内での生産量と消費量を比較する指標）やバイオマスの利用なども紹介し、会場の参加者も交えて、大阪湾の今後の方向性などについて熱心な意見交換を行いました。
参加者で賑わう会場
話題提供
意見交換
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