味付けアドバイザー協会との産学連携によるGABA増しレシピ開発
共同研究では、環農水研が運営する大阪産(もん)農山漁村発イノベーションサポートセンターのR4年度プランナーでもある魚森清恵氏が代表理事を務める、一般社団法人味付けアドバイザー協会がレシピ考案を担当し、環農水研食品グループが調理条件の検討と含有量分析を担当しました。水なすのおいしさを活かした目新しいレシピの提案をたくさんいただき、その中からGABA増しレシピ2品(「水なすの昆布茶マリネ」と「水なすと豚肉のたまり醤油漬け焼き」)が完成しました。
調理中の酵素反応により昆布茶やたまり醤油の旨味成分(グルタミン酸)の一部がGABAに変わることで、生食以上のGABAを摂ることができます。
写真:味付けアドバイザー協会でのレシピ開発の様子(左から、試作を行う魚森氏ら、水なすを切っているところ、調味料をもみこんでいるところ、ぬるま湯に漬け置きしているところ)
一般社団法人 味付けアドバイザー協会
「食卓が笑顔になる味付けを伝え、味付けを通じ、日本の食文化を発信する」をモットーに、料理教室や味付けアドバイザー認定講座を開催しています。また、食品メーカー、外食、中食などの企業向けに、他社と差別化できるオリジナル新商品開発や商品を使ったレシピ開発をお手伝いしています。
一般社団法人味付けアドバイザー協会 公式サイト (ajitsuke.jp)
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