大阪府立環境農林水産総合研究所

 

[総合][お知らせ]環農水研・琵環センター連携シンポジウムを開催しました

公開日 2017年02月24日

 平成29年2月20日(月曜日)に、國民會館 武藤記念ホール(大阪市中央区)において、当研究所と滋賀県琵琶湖環境科学研究センターとの連携シンポジウムを開催しました。

 今回は、琵琶湖・淀川の環境形成にも欠かせない「森林」をテーマとして行い、約130名の方にご来場いただきました。

 

 まず、基調講演として、大阪産業大学大学院教授の前迫 ゆり 氏より、「日本の多様な森林とその危機 - 人と地球が森林を育む」というテーマで、森林の現状や直面している危機、遺伝子レベルから見た生物多様性の保全等についてお話しいただきました。

 続いて、森林の多面的機能を維持するための伐採跡地の管理手法や、近年増加が顕著となっているシカによる植生被害の現状について、両研究機関から報告しました。

 また、大阪府からは、昔と今との大阪の森林の違いを示しながら、防災面を中心とした森林環境税による取り組みをお話しいただきました。

 

 参加者からは、「森林を守っていくにはどう行動していくべきか考えさせられた。」「大阪でシカ被害がこんなにも多くある事を知った。」といったご感想をいただきました。

 

基調講演の様子

前迫先生による基調講演の様子

 

研究報告(琵環センター)の様子

滋賀県琵琶湖環境科学センターの研究報告の様子

 

研究報告(環農水研)の様子

大阪府立環境農林水産総合研究所の研究報告の様子

 

大阪府からの事業紹介の様子

大阪府による講演の様子

 

関連リンク

環農水研・琵環センター連携シンポジウム「暮らしを支える森林の今~森林の多面的機能を維持するために~」開催案内ページ

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