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農林分野 安全で豊かな食と農を支える調査研究

[農林][報道]施設なすのIPM体系マニュアルで殺虫剤を4割削減

2016年12月2日

大阪府内のなす産地では、無加温の施設で12月~2月になすを定植し、3月頃から果実を収穫する半促成栽培が盛んで、これから定植時期に入ります。

ミナミキイロアザミウマは、なすの果実にひっかいたような傷をつけ、商品価値を低下させる害虫で、多くの殺虫剤に抵抗性があるため、殺虫剤のみによる防除が困難です。

そこで、当研究所では、なすの被害を効果的に防ぐため、(1)赤色ネット、(2)天敵生物(スワルスキーカブリダニ)、(3)天敵微生物(メタリジウム菌)を組み合わせたIPM(総合的害虫管理)体系を開発し、「施設なす(半促成栽培)のミナミキイロアザミウマのIPM体系マニュアル」を作成しました。

行政機関や生産者団体と連携して現地ほ場での実証試験に取り組み、この害虫に対する殺虫剤の使用量をこれまでの慣行方法に比べて最大4割減らせることを明らかにしました。

特産なすの安定生産につなげるため、本マニュアルを活用していただきたいと思います。

 

詳細については、添付の資料「施設なす(半促成栽培)のミナミキイロアザミウマのIPM体系マニュアル」をご参照ください。

 


*IPM(総合的害虫管理)とは、殺虫剤だけではなく、天敵、フェロモン剤、防虫ネットなど多様な方法を組合せ、害虫の発生を少なく維持する技術です。

 

IPM体系イメージ図

 

添付資料

プレスリリースPDF版(239KBytes)

施設ナス(半促成栽培)のミナミキイロアザミウマのIPM体系マニュアルPDF版(2.18MBytes)

IPM体系イメージ図(1.79MBytes)

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