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空港のトノサマバッタ管理技術の開発

空港のトノサマバッタ管理技術の開発

【関西空港一期島(第一滑走路)で大発生したトノサマバッタの幼虫集団】

 トノサマバッタは中国、フィリピン、オーストラリア、中央アジア、アフリカ、マダガスカルなどで大発生するバッタ(飛蝗)の一種で、日本では山火事跡地や造成地で時おり大発生します。関西空港では一期島、二期島の両方でそれぞれ開港、滑走路供用開始前に1,300万個体、3,800万個体の大発生がおこりました。

国内での防除のノウハウはありませんでしたが、短時間に島全体のバッタ個体数を推定し、高密度の地点から順に駆除を行って、少ない薬剤散布で大きな効果を上げることができました。

この方法は、国内でトノサマバッタが異常繁殖した際に、迅速かつ的確に駆除する技術として活用できます。また、この成果に対し、後日、関西空港株式会社から感謝状をいただきました。

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