大阪府立環境農林水産総合研究所

完熟堆肥を見分ける発芽試験のための播種シートの開発

完熟堆肥を見分ける発芽試験のための播種シートの開発

播種シート上に種を入れ、

全体を揺らすとできあがり

堆肥の腐熟度を判定する方法のひとつとして、コマツナ発芽試験があります。この試験方法は、高価な分析機器を使わずに判定ができる簡便な手法ですが、小さな丸い種子をろ紙に並べる手間があり、多数の堆肥を判定するには手間がかかります。

そこで、種子を並べる手間を省く粘着剤付きのシートを開発しました。このシートを用いると種子が正確な位置に貼り付くので、観察や測定が容易になります。