お知らせ
・新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、施設見学等についてマスク着用などのご協力お願いいたします。詳細はこちらをご覧ください。

環境分野 快適な環境や生物多様性の保安全を支える調査研究

[環境][お知らせ]生物多様性センター「生きものふれあいイベント」を開催しました

公開日 2020年10月07日

2020年10月4日(日曜日)、当研究所生物多様性センターにて、「生きものふれあいイベント」を開催しました。

今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止・ソーシャルディスタンスの確保のため、規模を縮小して実施しました。

ご参加いただいた55名の皆さま、ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました! 

 


当日は薄曇りで涼しく、秋のおとずれを感じる気候でした。感染症拡大防止のためのマスク着用や手指消毒にご協力いただき、ありがとうございました。

イベントご案内の立て看板 感染症対策のお願い

 

受付では、会場マップやポールペンをお渡しし、水中の生きもの調査で使う「もんどり」のくじを引いていただきました。

くじ引き

 


イベントの開始にあたり、環農水研・生物多様性センターの上原センター長よりごあいさつをいたしました。

開会あいさつ

 

つかまえた生きもののお持ち帰りはご遠慮いただきたいことなどの会場内でのお願いや、イベントの流れについてスタッフよりご説明しました。

開会時の説明

 


水中の生きものの観察のため、「もんどり」を仕掛けました

くじの順番で、センターのビオトープ池の中にエサを入れた「もんどり」を仕掛けました。足元に気を付け、勢いをつけて投げ込んでもらいました。

もんどりの姿 もんどりをビオトープ池へ投入

 

企画展「生物多様性の過去・現在・未来~おおさかで今私たちにできること~」では...

センターの本館内では企画展を開催!

エントランスでは、水槽の魚や「サポートスタッフ」がお出迎えしました。

企画展_生きもののはく製がエントランスでお出迎え 企画展_生きもののはく製がエントランスでお出迎え

 

企画展では、チャネルキャットフィッシュ、コクチバス、オオバナミズキンバイなど、これから大阪を脅かすかもしれない「新たな特定外来生物」について展示しています。詳しくはこちらをご覧ください

企画展

 

草むらにはどんな昆虫がいるかな?

スタッフから虫取り網と虫かごを借りて、場内で昆虫さがし!

草むらからは、虫の声が聞こえていました。場内を歩いていると、目の前をトンボやチョウチョが横切り、足元ではバッタなどが跳ね回っていました。

虫取り網でつかまえた後、虫かごに入れるのが意外と難しい!会場のあちらこちらから参加者の皆さんの歓声が聞こえました。

昆虫さがし 昆虫さがし 昆虫さがし 
  

つかまえた昆虫は、2か所のテントでスタッフが解説。在来種である「オンブバッタ」と、外来種である「アカハネオンブバッタ」の数を比べました。大阪の平地では珍しい「オオヤマトンボ」を見つけることができました。

昆虫の解説 昆虫の解説 昆虫の解説 やまとんぼ 虫かごがいっぱいになりました

 

地球温暖化が生きものに影響している? ~スマホで簡単!生きものコレクションアプリ「Biome」~

大阪の平均気温は、約130年間でおよそ2℃上昇しています。地球温暖化は、大阪の生きものにどんな影響を与えているのでしょうか?

環農水研が設置している「おおさか気候変動適応センター」では、9月末までスマホの生きものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」での生きもの調査を実施しました。

今回のイベントでも、大阪の状況やアプリ「Biome」について、ブースにてご紹介しました。場内では早速ご利用いただいている参加者の方も?データ収集、ご協力ありがとうございます!

BIOMEのブース BIOMEのブース 昆虫さがし

 

稲刈り体験をしました

田んぼの役割をパネルで学びながら、稲刈り体験をしました。鎌(かま)はうまく使えたかな?

稲刈り 稲刈りのパネル

クイズラリーでプレゼント!

場内のパネルなどでヒントを探しながら、クイズラリーの答えを考えていただきました。全問正解者には、エコバッグなどをプレゼントしました。

クイズラリー_答え合わせ クイズラリー_プレゼント

 

いよいよ引き上げ!どんな生きものが入っているかな?

もんどりを仕掛けて、約1時間後...スタッフと一緒に水中からゆっくり引き上げます。
天然記念物「イタセンパラ」を間近でみるチャンス!他にも「シマヒレヨシノボリ」、「タモロコ」、「ミナミメダカ」、「モツゴ」など、たくさんの生きものが仕掛けに入っていました。

もんどりの引き上げ もんどりの引き上げ もんどりの引き上げ

 

つかまえた生きものは、バケツに入れて水槽まで運びます。スタッフから更に詳しい説明を受けてから、水槽に入ました。たくさんの魚が集まりました。

もんどりをひきあげた後、生きものを水槽まで運搬 水槽での説明 水槽へ魚をやさしく投入 水槽での説明

最後に、生きものについて解説しました

みんなで集めたたくさんの生きものについて、スタッフが紹介と解説をしました。身近な環境に、たくさんの種類の生きものがいることを実感していただくことができました。

水中の生きものの解説では、天然記念物「イタセンパラ」などについて詳しく説明しました。

つかまえた魚の解説 

 

昆虫の解説では、バッタの調査結果を説明しました。今回の調査では在来種である「オンブバッタ」が15匹、外来種である「アカハネオンブバッタ」が126匹見つかったこと、去年の結果(それぞれ16匹、145匹)より大きな変化はなかったものの、やはり外来種の方が多いことが分かりました。

つかまえた昆虫の解説

 


参加者の方からは、「日頃、虫や魚を捕まえたり、自分の手で触れたりという機会が本当にないので、今回は貴重で恵まれた機会でした」、「自分で捕まえた生きものの名前がすぐ分かったり、詳しく説明してくれるので、捕まえるだけで終わらず非常に有意義でした」、「イタセンパラやメダカを身近で見られてうれしかった」、「普段虫取りなどをしたことがない子どもが大喜びしていました」、「解説が詳しく、大人も興味を持てました」などのお声をいただきました。

 

なお、当日の運営には生物多様性センターサポートスタッフの皆さまにもご協力いただきました。

 

今後も、皆さまに身近な生きものなどについて調査研究を進め、その結果を分かりやすくご説明するとともに、興味深くご参加いただけるイベントや出張講座などの活動を実施して参ります。

 

  • 通常は生物多様性センター内での生きもの採集はできません。
  • 天然記念物「イタセンパラ」は法律で採捕などが禁止されています。イベントの実施にあたっては文化庁より許可を受けています。

 


関連リンク

■お問い合わせはこちら

環境研究部 自然環境グループ(生物多様性センター)

担当:幸田・丸山

[TEL]072-833-2770

[FAX]072-831-0229

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