環境分野 快適な環境や生物多様性の保安全を支える調査研究

[環境][報道]絶滅危惧種のミズアオイを新梅田シティ「新・里山」へ移植します ~積水ハウスとの“おおさか生物多様性パートナー協定”に基づく取り組み~

公開日 2015年06月17日

 大阪府立環境農林水産総合研究所(以下「環農水研」)と積水ハウス株式会社(以下「積水ハウス」)、大阪府、大阪府立大学の4者が締結している「おおさか生物多様性パートナー協定」に基づき、積水ハウスの本社がある『新梅田シティ「新・里山」』において、絶滅危惧種(※1)の植物「ミズアオイ」の移植を行いますのでお知らせいたします。


今回移植するのは「新・里山」と同じ淀川水系に位置する寝屋川市内の用水路で、平成16年に見つかり、その後、環農水研水生生物センター(寝屋川市木屋元町10-4)で継続して保護・育成してきたミズアオイです。
(※1)大阪府絶滅危惧1類(大阪府レッドリスト2014)、環境省準絶滅危惧

ミズアオイミズアオイ花

左:水生生物センターでのミズアオイ、右:ミズアオイの花(左右とも7月~8月頃)

 

 とき

 平成27年6月18日(木)15時30分から16時30分

ところ

 新梅田シティ「新・里山」内のビオトープ「里の奥池」  住所:大阪市北区大淀中1丁目

内容

積水ハウスグループの社員により「新・里山」内のビオトープにミズアオイを移植します。(一般の方の参加はできません)

ミズアオイの移植を契機に、広く府民のみなさまに、絶滅危惧種も生育できる環境が都会に整備できることを知っていただくとともに、これからも「新・里山」での生物多様性や環境保全の取組が一層広がることが期待されます。
なお、ミズアオイは8月頃に開花する見込みです。

 

ミズアオイについて

 大阪府絶滅危惧1類に指定されている水田や河川等の浅水域に生育する一年生の抽水植物で、7月から9月にかけて薄紫色の花が咲きます。かつては、府内各地の湿地や水田、その周辺水路に分布していましたが、水田をとりまく環境の変化などにより、現在では数カ所でしか確認できていません。
 

積水ハウスとの“おおさか生物多様性パートナー協定”の概要

  • 意義
    生物多様性に配慮した企業敷地内の緑地(里山)管理を通じ、周辺の自然から市街地につながるエコロジカルネットワーク構築を進めるとともに、周辺ビルに勤務するオフィスワーカー等の自然環境に対する意識向上や、近隣の学校等の環境学習を通じ、地域貢献などの波及効果を図るものです。
  • 協定締結者
    積水ハウス株式会社、公立大学法人大阪府立大学、大阪府、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所
  • 締結年月日
    平成27年3月25日

 

添付資料

プレスリリースPDF版(232KBytes)

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水生生物センター(水産研究部内水面グループ)

担当:山本

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[FAX]072-831-0229

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