大阪府立環境農林水産総合研究所

[環境][報道]関西国際空港土砂採取跡地の自然再生をサポート~南海電鉄とおおさか生物多様性パートナー協定を締結~

公開日 2014年02月21日

大阪府立環境農林水産総合研究所(以下「環農水研」)は南海電気鉄道株式会社(以下「南海電鉄」)と大阪府、岬町の4者で「おおさか生物多様性パートナー協定」の宣言書調印式を下記のとおり開催します。


本協定は今年度に大阪府が全国に先駆けて創設したもので、3社目の締結となります。

当研究所では水生生物の生態や水辺の再生等に関する研究成果をもとに、岬町多奈川地区多目的公園(いきいきパークみさき)ビオトープでの保全活動や外来生物侵入時の対策などについて、技術的な助言や支援を担い、南海電鉄、大阪府、岬町とともに生物多様性豊かな環境の復元を図っていきます。
なお、調印式は、「いきいきパークみさき」(岬町多奈川地区多目的公園の愛称)のオープン記念式典と併せて行います。

 

宣言書調印式の内容
  1. と き  平成26年3月1日(土曜日) 10時30分から11時00分
  2. ところ  いきいきパークみさき (大阪府泉南郡岬町多奈川東畑)
  3. 調印者 
  • 南海電鉄  取締役経営政策室長 阪田 茂
  • 環農水研  理事長 大河内 基夫
  • 岬町      町長  田代 堯
  • 大阪府    副知事 小河 保之

 

協定の概要

 

1. 意義

関西国際空港二期事業の土砂採取跡地に整備した「いきいきパークみさき」内の自然再生地(ビオトープ)において、企業(南海電鉄)、専門機関(環農水研)、行政(岬町及び大阪府)が連携して保全活動を行うことで、生物多様性豊かな環境の復元が図られることに加え、参画する企業の社員の意識向上や、ビオトープをフィールドとした環境学習を通じた地域貢献などの波及効果が期待できる。

 

2. 協定者と主な役割

  • 南海電鉄   ハイキングの開催をはじめビオトープを活用した地域貢献活動など
  • 環農水研   保全活動や外来生物侵入時の対策への助言・支援など
  • 岬町      地域貢献活動の調整や保全活動の町民への紹介など
  • 大阪府     活動内容の認証及びホームページ等による活動紹介

 

以上

添付資料

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