大阪府立環境農林水産総合研究所

[環境][お知らせ]こども体験教室「イタセンパラとふれあおう」を開催しました

公開日 2013年11月05日

当研究所水生生物センターでは平成25年10月6日(日)に水生生物センターで“こども体験教室「イタセンパラとふれあおう」”を開催し、小学生とその保護者合わせて117名(子供65名、保護者52名)にご参加いただきました。

 

このイベントは淀川のシンボルフィッシュであり天然記念物のイタセンパラを身近で観察したり、センター内のビオトープ池に棲むたくさんの生きものとふれあい、研究員と一緒に学ぶことで、大阪や淀川の自然環境や生きものの大切さを体感していただくことを目的として開催しています。

 

前日までは雨が心配されましたが、そんな心配が嘘のようにすっかり晴れ渡り、暑いくらいでした。
ビオトープで子供たちはびしょ濡れになりながらも元気いっぱい生きものとふれあい、メダカやトンボのヤゴなどをじっくり観察できた様子でした。

 

さらに天然記念物のため普段は採ることができないイタセンパラを網でつかまえることができた子供にとっては大人になっても記憶に残る思い出になったと思います。
ビオトープでの採集や地曳網の後には研究員による生きものの話もしっかり聞いて学びました。

 

なお当日には水生生物センターサポートスタッフの皆様にもご協力いただきました。

 

今後もイタセンパラをはじめとする水辺の生きものについて調査研究を進めるとともに、一般の方に興味を持っていただく活動を合わせて進めて参ります。

 

12号遠景DSCN3190 12号採集風景PA060152

左:水生生物センタービオトープ遠景  右:ビオトープで生きものとのふれあい体験

 

何がとれたかなDSCN3185 イタセンパラとはいチーズPA060170

左:どんな生きものが採れたかな  右:イタセンパラと「はいチーズ!」

 

地曳網DSCN3216 イタセンパラを学ぼうDSCN3222

左:参加者みんなで地曳網 右:イタセンパラや水辺の生きものについてしっかり勉強しました

 

※通常は水生生物センター内での生きもの採集はできません。

※イタセンパラは法律で採捕などが禁止されています。イベントの実施にあたっては文化庁より許可を受けています。

関連リンク

■お問い合わせはこちら

経営企画室 推進グループ

担当:坂本・柿花

[TEL]072-979-7070

[FAX]072-956-9790

水産研究部 内水面グループ(内水面グループ)

担当:上原・内藤

[TEL]072-833-2770

[FAX]072-831-0229