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環境分野 快適な環境や生物多様性の保安全を支える調査研究

[環境][報道]PM2.5の濃度が高くなった日の原因について~平成24年度微小粒子状物質成分分析結果(速報)~

2013年6月21日

 微小粒子状物質(PM2.5)は、発生源から直接排出された粒子(一次粒子)と、大気中に排出されたガスが反応して生成した粒子(二次粒子)から成り、発生源が多岐にわたっているため、現状ではどのような発生源から排出された大気汚染物質がどの程度PM2.5の生成に寄与しているか明らかになっていません。

 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所では、濃度が高くなる原因や発生源の種類、寄与割合を明らかにし、今後のPM2.5対策を検討するため、大阪府の大気汚染の常時監視の一環としてPM2.5に含まれる成分の分析を下記の通り実施しました。

 大阪府域において、PM2.5の濃度が高くなる原因としては、

 (1) 地域の発生源からの汚染物質の蓄積

 (2) 大陸からの移流

 (3) 光化学反応による二次生成の促進

が考えられますが、このたび、平成24年度の大阪府所管測定局の成分分析結果から、PM2.5の濃度が高くなった日の主な原因が確認できました。

 今後、政令市が実施した成分分析結果も含めてさらに解析を進め、今秋にその結果を公表する予定です。

 なお、本日、大阪府から平成24年度における大阪府内の大気汚染の状況について公表されています。

1.測定地点

泉大津市役所(一般環境大気測定局)
富田林市役所(一般環境大気測定局)
カモドールMBS(自動車排出ガス測定局、高石市)

2.測定期間

春季:平成24年4月18日(水)~5月2日(水)
夏季:平成24年7月26日(木)~8月 9日(木)
秋季:平成24年11月1日(木)~11月15日(木)
冬季:平成25年1月 24日(木)~2月7日(木)

3.解析結果

PM2.5濃度が環境基準の日平均値である35μg/m3を超過した4日間(4月24日、25日及び7月28日、29日)と冬季で比較的濃度が高かった1月30日~2月1日を対象に、濃度が高くなった原因について解析した結果は次のとおりです。

 

濃度が高くなった日 濃度が高くなった主な原因
1月31日、2月1日 地域の発生源からの汚染物質の蓄積
4月24・25日、1月30日 大陸からの移流
7月28・29日 光化学反応による二次生成の促進

 

添付資料

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