大阪府立環境農林水産総合研究所

仔稚魚の生息域(岸辺の状況)

仔稚魚の生息域(岸辺の状況)

岸辺の概要

底質 植生

採集尾数

種類数

平均

範囲

変動係数

平均

範囲

変動係数

コンクリート護岸 コンクリート - 96.3 15~247 95.2 2.5 2~3 20.0
捨て石護岸 石、砂礫 - 228.7 178~326 30.1 4.3 2~7 48.8
砂 礫 樹木 687.2 118~1201 50.7 5.4 4~7 18.5
自然護岸 砂・礫 - 156.5 33~782 139.2 2.9 1~5 37.9
泥 底 - 288.3 29~1112 121.9 4 3~5 20.0
泥 底

アシ

123

16~606

130.2

4.8

2~12

50.0

 多くの生まれたての魚は岸辺の浅い水域で一時期を過ごします。その適否が生き残れるかを決めます。樹木や水草が茂る岸辺は仔稚魚の種類数や生息密度が高く、好適な生息場所となっています。