大阪府立環境農林水産総合研究所

光化学オキシダントの原因物質に関する調査

光化学オキシダントの原因物質に関する調査

光化学オキシダントは、揮発性有機化合物(VOC)や窒素酸化物が原因となって発生するとされています。

VOCは、揮発性がある有機化合物の総称であり、塗料・印刷インキ・接着剤・洗浄剤などによく使用されるトルエン・キシレン・酢酸エチルなどが該当します。
 VOCは、法律・条例による排出規制と事業者の自主的取組により、排出量は着実に減少していますが、光化学オキシダントの大気中濃度は、VOCの削減によって見込まれたほどには改善されていません。

そこで、VOCのうちどの物質が光化学オキシダント生成に大きな影響を与えるのかを調べるため、各物質の汚染状況等の把握に取り組んでいます。

【VOCの分析装置(ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS))】

VOCの分析装置(ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS))