大阪府立環境農林水産総合研究所

食と農の研究部 栽培飼養グループ

 

グループの紹介

 大阪府内酪農家から乳用雌子牛を借り受け育成するとともに、府内の飼養環境に適応した乳用牛群の改良を目的にした調査を実施しています。

 防除・園芸・葡萄各グループの試験研究や調査事業に係る、供試作物(水稲、野菜、果樹、花き等)の栽培管理及び調査補助、並びに試験研究及び調査事業等に使用するほ場、周辺施設、機械器具、農薬等危険物の維持管理を行っています。 

 

栽培飼養グループリーダー 森川 信也

 

担当分野

[農林]地域適応型家畜改良研究事業(府内の飼養環境に適応した乳用牛群の改良に関する研究)

  • 大阪府内酪農家から借り受け育成している乳用雌子牛の府内酪農家から借り受け育成している乳用雌子牛の繁殖開始の参考となる生体データ(体高・体重および血液生化学データ等)を採取、分析を行い、家畜改良の参考となるデータを農家に提供する。
  • 併せて、育成期の成長経過を育成カルテとしてとりまとめ、農家へのデータのフィードバックを行う。

[農林]試験ほ場管理業務

  • 野菜ほ場87.5アールの管理を行い、試験研究に供するとともに、なにわの伝統野菜品種(守口大根、勝間南瓜、玉造黒門越瓜、服部越瓜等)を展示・保存する。
  • 機械・施設ほ場50アールの輪作田・畑・施設の栽培管理を行い、調査研究用の水ナス、軟弱野菜など供試作物を栽培・管理する。
    花きほ場70アールの管理を行い、試験研究用の切り花等供試作物を栽培・管理する。
  • 果樹試験ほ場の194.6アールの管理を行い、試験研究及び各種の研修・教育に供するとともに、130の果樹の品種・系統の保存や新栽培法の展示を行う。
  • 加えて新たに整備したブドウ新ほ場80アールで、大阪に適した醸造用品種を選抜するために導入した育成品種を栽培・管理する。また、生食用新品種育成のための各種既存品種を栽培・管理する。
  • 水稲ほ場170アールの水田について、水稲等を栽培するとともに病害虫・雑草防除、地力増進等の栽培管理を行う。また、冬期に水田や水路等の補修を行い、ほ場生産性と作業安全性の向上を図る。

 

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食と農の研究部 栽培飼養グループ

[TEL]072-958-6551(代表)