大阪府立環境農林水産総合研究所

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環境農林水産 質問BOX(過去に寄せられたよくある質問)

農林/樹木・花に関するご質問

花の終わったシクラメンはどうすれば来年も花が咲くか?

公開日 2014年03月10日

シクラメン
 
冬に購入したシクラメンは、調子が良ければゴールデンウィークまで咲き続けます。
上上手に夏越しができれば、翌年も花を付けることができます。
 
置き場所
 シクラメンは暑さを嫌う植物ですので、夏場はできるだけ涼しい風通しの良い場所に置きます。木陰や、午前中だけ日の当たる場所などが良いでしょう。
水管理
葉がある間は水を与えます。水はけの良い鉢ならば、夏の間は毎日与えても良いでしょう。球根が元気でも葉がない場合は水の量を少なめに、1週間に1回与えます。
鉢を変える
シクラメンの夏越しをプラスチックやビニールの鉢に植えたままで行うと、土が蒸れて枯れやすくなります。素焼きの鉢に植え付けると、鉢の表面からも水分が蒸発するので、土が蒸れにくく、夏越ししやすくなります。
 
 
シクラメンの夏越し
肥料
一度にたくさんの肥料を与えると、葉が大きくなりすぎてきれいな姿になりません。夏場は1000倍程度の薄い液肥を1週間に1回与えるだけにして、葉数が増え出した頃から、肥料の量を増やします。
秋になったら
気温が下がり始めたら、日当たりの良い場所に移しましょう。日に良く当たったシクラメンは、開花のためのエネルギーを蓄えることができるので、屋内に入れた後も花が長持ちします。
霜が降りる頃には
ガーデンシクラメンをのぞいて、露地での越冬は葉や花が傷みやすく、観賞性が低下します。気温が下がって霜が降りる頃には、軒下や室内に入れましょう。
葉や花の手入れ
傷んだ葉や花はどんどん取りましょう。下葉へ日が良く当たり、カビの発生も抑制できます。柄の部分をくるくるねじりながら引っ張ると簡単に取れます。

 

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