環農水研・食品技術ニュース第58号 2023年9月29日配信 泉州きくなは栄養成分を調査! 大阪府の特産、泉州きくなは冬の食材のイメージが強いですが、春から夏にかけても栽培されています。環農水研では、暑さに強い品種等、大阪府内で栽培されている様々な品種の特徴を把握するために、栄養成分などを調査しています。  栄養成分の調査の結果、大阪府内のきくなの主要な品種(図のA)や、比較的暑さに強い品種(図のBとC)にも、ほうれんそうと同等のβカロテンが、こまつなと同等のルテインが、含まれていました。 野菜や果物に含まれる栄養成分の調査には、右の写真のような高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を使っています。 環農水研では、「泉州きくな」をはじめ大阪産(もん)の栄養に着目した研究を行っています。興味のある方は、お気軽に下記までご連絡ください。 食品関連事業者を支援する各種メニューをご利用いただけます(一部有料)。 商品開発や品質管理でお悩みの方は、食品グループ(電話番号 072-979-7063)までお気軽にお問い合わせください。